あなたの投稿は見られていない!!
ども!ズボラ兄さん(@viovavoyamato)です。
投稿頻度を高めてもなかなかリーチ数が伸びなかったり反応が薄かったりもしますよね。
一生懸命やっても成果が出なければ「やる意味ないんじゃないかな」と思ってしまう気持ちもすごくわかります。
しかし、その全てはあなたの投稿やアカウントを発見してもらえていないことに原因があると知っていましたか?
結局いくら良い投稿を時間をかけて作成したところで他の競合アカウントに埋もれてしまっているだけなんです。
埋もれないインスタアカウントを作るには何が必要なのか。
それは差別化です!!
ということで今回はインスタで差別化したアカウントを作成するために必要な情報を徹底解説していこうと思います。
こんな方におすすめ
- インスタの投稿が他の投稿に埋もれてしまう
- 差別化する方法が全くわからない
- 何が原因で失敗しているのかがわかっていない
目次
差別化とは
1 一方を高く、一方を低く取り扱うこと。「貧富による差別化が目立つ」
2 同類の他のものと違いを際立たせること。「他社とは提供するサービスで差別化をはかる」
とのことです。
つまり同じようなものとの違いをしっかりと際立たせていくということです。
ここからは、差別化をしていくことでどんなメリットが生まれていくのかを解説していきます。
差別化のメリット
差別化という言葉に馴染みがあると思いますがほとんどの方が差別化のメリットを知らずにいます。
メリットを理解した上で差別化をはかっていくことで、あなたの一つ一つの行動に意味を見出せるので、より行動できるようになっていきます。
1.競合と比較されない
差別化をしていくことで「他にないここだけの価値」と認識されるので価格競争や比較がされなくなります。
「ディズニーランド」いこうか「他の遊園地」にいこうかって悩みますでしょうか?
ならないはずです。
比較するまでもなく「ディズニーに行きたい」ってなりますよね。
それと一緒でブランドが整って差別化できている企業やアカウントは比較されなくなっていきます。
2.長期的に売上が安定する
差別化できているということは「唯一無二の価値」を提供できていることになります。
だからこそ長期的に売上が安定し続けることができるということです。
3.事業スケールが拡大する
差別化をすることで売上が作れます。
売上が作れるということは事業の拡大ができます。
店舗数を増やしたり従業員を増やしたりすることでより多くの方にあなたの事業の価値を認知してもらえます。
だからこそ事業スケールの拡大につながるということです。
世界観の作り方
ここからは世界観の作り方を解説していきます。
世界観=ブランドです。
ブランドを構築していくことがあなたの事業やアカウントの世界観を作っていくことに直結します。
ブランドとは何か
ブランドと聞くと高級品をイメージしがちですがそうではありません。
チロルチョコもブランディングに成功した企業の一つです。
「10円で買えるチョコレート」というのを打ち出すことで差別化に成功し、「安く買えるチョコレート」という認識を浸透させました。
つまり高級なものがブランドではないということです。
ブランドとは本来あるべき姿のことを言います。
そしてブランディングというのは本来あるべき姿を全体を通して表現することです。
この本来あるべき姿が一貫して表現されているからこそ人は価値を感じます。
なぜなら人は統一感のあるものに価値を感じてしまう生き物だからです。
スターバックスはどこからみてもあの色にあのロゴですよね。
この統一感が安心感や信頼を生んでいきます。
そしてここからは差別化するためのブランド設計方法を教えていきます。
1.ブランドを探す
まずはブランドを探していく作業から入ります。
そもそもどんなポジションを確保するべきなのかを知らなければ差別化もできなければブランド設計もできません。
3C分析
ブランドを設計する際には環境をリサーチしなければいけません。
その最初の作業で3C分析というフレームワークをしていきます。
3C分析というのは
・顧客(Customer)
・競合(Competitor)
・自社(Company)
の3つの英語の頭文字をとって3C分析といいます。
3C分析の目的は自社が提供できるリソースと顧客ニーズがマッチしていて、なおかつ競合がいないポジションを探すことです。
価格競争に巻き込まれて埋もれないアカウントや製品サービスを作っていくためにも正しい分析をしなくてはいけません。
1.自社分析
自社の強みと弱みを理解するところから始めます。
オススメのワークは強みを100個書き出すことです。
最初は20個ぐらいで止まってしまいますが無理に見つけていこうと、試行錯誤することで意外な発見が待ってたりします。
2.顧客・市場分析
顧客を調べます。
特に重要になるのがニーズ(悩み)とバリュー(価値)です
ユーザーはどんな悩みを持っているのか、あなたの製品サービスにどんな価値を感じているのか。
それを把握していくために定性調査と定量調査という調べ方があります。
定性調査と定量調査
■定性調査
簡単にいうとインタビューのことです。
インタビューを5人以上することがオススメです。
なぜなら5人の回答が共通している場合、それ以外の方の回答も85%の確率で共通しているという統計結果も出ております。
■定量調査
簡単にいうとアンケートのことです。
アンケートの信憑性を高めるためには400人以上のアンケートが必要だと言われていますが、既存の顧客数が足りていない場合はできる限りの数で十分です。
3.競合分析
ここからは全部で3ステップに分かれて競合分析をしていきます。
step
1直接競合と間接競合を探す
直接競合というのは扱う製品サービスが一緒でターゲットも一緒の競合他社のことを指します。
間接競合というのは扱う製品サービスが違うがターゲットが一緒の競合他社を指します。
簡単に言えばお財布の紐を取り合っていく競合他社です。
ダイエットでもパーソナルトレーニング、健康食品、サプリなど痩せたいというニーズを満たす企業はさまざま存在するということです。
これらの競合他社をリストアップしていきます。
step
2勢力図のマップに落とし込む
競合他社は全部で4つの分類分けができます。
それがリーダー、チャレンジャー、ニッチャー、フォロワーです。
リーダーは市場を牽引するナンバーワンのシェアを持つブランド、チャレンジャーはリーダーを追う2番手・3番手のブランドです。
その他に、すき間を狙うニッチャー、リーダーやチャレンジャーのおこぼれを狙うフォロワーがいます。
これらの分類分けをすることで競合他社がどのような戦略で動いているのかがわかってきます。
リーダーはNO.1をキープするために全方位へと伸ばします。
チャレンジャーはリーダーとの差別化を図ることで対抗します。
ニッチャー隙間を狙った戦略なので専門性を高めていきます。
フォロワーはリーダーとチャレンジャーを模倣しています。
そういった具合に戦略がわかるようになります。
step
3プロファイリングする
勢力図によって分けることができたら、今度は各企業をプロファイリングしていきます。
ターゲット、強み、弱み、販売導線などを調べていきます。
これら3つ手順を踏むことで競合分析が完了します。
そして分析できたら各企業が狙っていないポジションを見つけて戦略を練っていきましょう。
2.ブランドを定義する
ブランドを見つけることができたら今度は定義していきます。
以下の項目をしっかりと決めていくことであなただけのブランドが定義されます。
ペルソナ設定
ペルソナ設定とはあなたの製品サービスを購入してくれる架空の人物像を作り上げていくことを言います。
もっと簡単にいうとターゲットをより精度高く細かく設定したものです。
普通のターゲットと言われると
20代前半
会社員
男性
みたいになりますがペルソナ設定はより細かく架空の人物像を作り上げます。
23歳
営業部
男性
既婚者
神奈川県在住
のようにまるで存在する一人の人物を作るように設定していきます。
そもそもなぜペルソナ設定というものをしていく必要があるのかというと、よりピンポイントでユーザーの感情を動かすことが目的です。
なんとなくのユーザーへの発信よりも、ピンポイントで悩みや今の現状を言い当てられたら気になりますよね。
今の時代は情報が成熟しつくしているからこそ、一人のユーザーに対しての全体構成が必要になるということです。
そして、よりわかりやすくするにはペルソナシートを作成して見やすくしましょう。
そうすることで何か発信する際にもより鮮明にイメージした発信ができるようになります。
アトラクティブキャラクター
売れやすい順番でいうと
人・サービス・会社
です。
つまり人を全面に出したほうが製品サービスが売れやすいということです。
SNSの普及により、より広告らしくない自然な販売導線が重要視されはじめました。
だからこそ好きになった、ファンになった人の先に製品サービスがある構成の方が売れやすいということです。
その際に設定するべきものがアトラクティブキャラクターです。
有名な例でいうとSUBWAYですね。
海外のCMで体重100kg以上の男性がSUBWAYを食べ続けて減量に成功したというものです。
この人みたいに体重を減らしたいと思った人がSUBWAYの商品を購入するようになりました。
なのでまずはあなたの会社のアトラクティブキャラクターを設定するようにしてみましょう。
3.ブランドを体現する
そしてここからはとうとうブランドを体現していくプロセスです。
全体を通して統一感のある作りをしていきます。
どんな切り口から見ても同じ顔を見せていくのがポイントです。
まるで金太郎飴みたいなイメージですね。
フォント・カラーを完成させる
これらを設置することで世界観がしっかりと伝わるようになります。
フォント
フォントを柔らかくすることで手書き感が出るので親しみを持ちやすいユーザーとの距離が近いという見せ方ができます。
明朝体のようなキリッとしたフォントを選択することで発信の説得力と信頼が生まれやすくなります。
フォントだけでユーザーに与えていく印象は大きく左右されます。
カラー
スターバックスといえば、PayPayといえば、LINEといえば、パッとどんな色かイメージできますよね。
なぜなら企業はブランドカラーを設定してユーザーとのタッチポイントごとに見せているからです。
そして色によってもユーザーに与える印象は大きく変わってきます。
ただ単に黄色や赤ではなくカラーコードを設定することで、Instagram、ブログ、プレゼン資料、LPなどどこでも同じ色を設置することができます。
カラーコードが検索できるサイトはこちらです。
ちなみにズボラ兄さんのコンテンツのカラーコードは
#ffd700
の黄色です。
差別化した運用方法
そしてあなたのアカウントのブランドがしっかりと作り込めたら差別化した運用方法に入っていきます
コンセプトに合わせた運用
設定してあるコンセプトに合わせた全体構成をすることで一気にファンが増えていくようになります。
一貫した運用をしつづけることで差別化ができるようになります。
なので集客がうまくいくようになるということです。
キャラクターのファンを作る
設定したアトラクティブキャラクターをユーザーとのタッチポイントごとに見せていきます。
インスタ投稿、ブログ記事、リール投稿、公式LINE、LP
接触回数が多くなればそれだけ好きになっていくので結果的にそのキャラクターのファン化に成功することができます。
後々グッズ販売なども視野に入れて活動しましょう。
実績を作る
あなただったら
A...実績や経験が豊富な人
B...はじめたての初心者
だとどちらに相談したいとなりますでしょうか。
もちろんBですよね。
今の時代キャッチコピーなどよりも実績を見ます。
「この人は本物なのか」を試されています。
だからこそ実績を最初のうちに仕込んでおくことが大事になります。
TVに出演したり、ニュースに取り上げてもらったり、新聞に載せてもらったり。
難しいように聞こえますがやり方さえ知っていればこれらの実績を意図的に作りだすことは実はすぐにできたりします。
まずはお客さんから信用されるための材料を揃えていくようにしましょう。
そうすることで他の競合他者との差別化ができるようになります。
まとめ
差別化するといってもなんとなくで適当にできるわけではありません。
差別化するということは他を知っているから違う見せ方ができるということです。
しっかりと今回お話しした手順を踏んでブランドを設計して見てください。
「〇〇さんといえばあなた」という存在になれるからこそ売上が安定して伸びつづけるようになっていきます。