「インスタの運用でターゲットの設定なんて必要?」
「どんなターゲットを設定していいかわからない!」
こんな風に思っている人がいるとしたら…だめですよ!必ずターゲットの設定はしてくださいっ!
どうも!ズボラ兄さん(@viovavoyamato)です!
なぜならInstagramでフォロワーの獲得や集客を達成するためには、ターゲティングが重要なポイントとなることは常識レベルの話だからです。
あの有名な企業アカウントも、あのキラキラのインフルエンサーも、それなりの影響力を持つインスタアカウントはしっかりとターゲットを設定し運用しています。
さて、Instagramではターゲティングの考え方として2種類あります。
この記事ではInstagramのターゲティングの種類と成功させるのに必要な共通のポイントを紹介します。
ターゲットを決める流れも解説するので参考にしてください。
こんな方におすすめ
- インスタのターゲット設定の重要性を知りたい方
- インスタでのターゲティングの方法を知りたい方
- インスタのターゲットについて考えを知りたい方
目次
Instagramの2種類のターゲティング
Instagramでの集客には広告とアカウント運用の2通りのアプローチがあります。
ターゲティングが2種類あるのは、Instagram広告の配信と公式アカウントの運用ではやり方が異なるからです。
Instagram広告のオーディエンス設定
Instagram広告でターゲティングと言うときには主にオーディエンス設定を指します。
広告を配信したいユーザーを3つの以下の設定によって限定すると、費用対効果の高い広告配信が可能です。
- コアオーディエンス(ユーザー属性・インタレスト)
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス
コアオーディエンスは、ユーザーの属性から地域や年齢、性別などを決めることができ、インタレストからユーザーが興味がある内容や関心のある内容に合わせたターゲティングが可能です。
そのユーザーが「いいね!」やコメントした投稿、フォローしているアカウント、ハッシュタグなどから判断されます。
カスタムオーディエンスは、すでに獲得している既存ユーザーの中から絞って広告を配信したりするものです。
類似オーディエンスは、カスタムオーディエンスに似た属性のユーザーに向けて広告の配信が可能です。
ポイントまとめ
- コアオーディエンス
ユーザーの位置情報や、興味関心などからターゲティングできる
- カスタムオーディエンス
すでに獲得しているユーザーに向けてターゲティングできる
- 類似オーディエンス
カスタムオーディエンスに類似するユーザーに向けてターゲティングできる
オーディエンス設定をするにはターゲットにするユーザーの条件を決めることが必要です。
そのため、Instagram広告ではターゲティング=オーディエンス設定と考えられています。
Instagram広告は、誰にでも同じ広告を配信するシステムではなく、個別のユーザーに合わせた最適化された広告が配信されますので、オーディエンス設定を行っていけばより興味を持っていそうなユーザーにターゲティングできるということです。
Instagram運用でのターゲティング
Instagramの公式アカウントの運用ではターゲティングを通してコンテンツに一貫性を生み出すのが基本です。
むやみやたらにさまざまな内容の投稿をしていても、なかなかユーザーは深い興味関心を抱いてフォロワーになってくれません。
いつも自分が求めているコンテンツが投稿されているアカウントだと感じたときに、ユーザーはフォローやコメントをしてくれます。
Instagram運用ではアクションを起こして欲しいユーザーを絞り込むと心を射抜くコンテンツにしやすいため、ターゲティングが重要になります。
ターゲティングの流れ
Instagramでは広告でもアカウント運用でもターゲティングの基本には違いがありません。
以下の流れでターゲットを決められます。
Instagram運用・広告配信の目的を決める
まずはInstagram運用や広告配信を通して何を達成したいのかを明確にしましょう。
新規サービスを広く知ってもらいたい、店舗に集客したい、ユーザーとのコミュニケーションを取りたいといったさまざまな目的を考えられます。
1つに絞り込む必要はないので、できる限り広く考えて目的を決めるのがポイントです。
ユーザーを複数の軸で細分化する
ターゲティングをする準備として、Instagramのユーザーを細分化してセグメントに分けます。
20代~30代の女性ユーザーが多いのがInstagramの特徴です。しかし、男性も40代以上の女性ももちろん利用していますしその割合は増えてきています。
また職業や年収、住んでいる地域などももちろん違いますから、できる限り多くの評価軸からユーザーを分類していきましょう。
ターゲットにするユーザーを絞り込む
最後に目的を達成するために必要なターゲットを絞り込みます。
例えば、サービスの利用者を増やしたいなら、サービスの特徴から考えてターゲティングをおこなうのが基本です。
アンチエイジングの高級化粧品なら30代~40代で年収が比較的高いユーザー層を狙えるでしょう。
特産品を原料にしているなら、地元に住んでいるユーザーをターゲットにするのも賢い戦略です。このように複数の軸で評価すると優良顧客になるユーザーを特定できます。
Instagramでターゲティングを成果につなげるポイント
ターゲットのユーザーを見つけ出せたとしてもまだ十分ではありません。
Instagramで目的を達成するにはターゲティングの結果を成果につなげるのが重要です。
広告でもアカウント運用でも共通する成功のポイントを押さえておきましょう。
競合と比較して立ち位置を見極める
Instagramでターゲティングによるアプローチを成功させるには、競合との比較をして差別化をするのが大切です。
ユーザーから選ばれる投稿や広告出稿をできるようにするには、競合のコンテンツを見て立ち位置を見極める必要があります。
成功しているアカウントを参考にして真似をしただけではユーザーから見向きもされないでしょう。
ターゲットの立場から、魅力や競合との違いをはっきりと伝えられるようにコンテンツを作成するのがポイントです。
心に響くビジュアルに仕上げる
Instagramでは写真や動画によるビジュアルを生かしたコンテンツが特徴です。
ターゲティングをしたユーザーの視点から、センスに訴えかけるビジュアルに仕上げると成功します。
ターゲットによって好むビジュアルにも違いがあります。
生の写真だけの方が良いか、エフェクトを利かせた方が魅力を感じるか、テキスト効果も生かすべきかといったさまざまな観点からターゲットの心に響く写真・動画を作り上げましょう。
インスタでターゲットを決めていないと…
インスタに限らずですが、ターゲットを決めておかないと発信する内容がブレてしまいます。
誰に向けての発信なのか、誰にこの情報を届けたいのかを明確にしておかないと、自分でも何をやっているのかがわからなくなってしまうのです。
大きなところではターゲットが男性なのか、女性なのか、若年層に向けてなのか、中年層に向けてなのか、それぞれによってユーザーにとって刺さる内容を投稿は違ってきます。
もしあなたが、どんな投稿をしていけばいいのかがわからなくなっていたりしているのなら、ターゲットを明確に決められていないのではないでしょうか。
ターゲットが明確になってさえいれば、迷う事はなくなりますので必ずターゲットは決めておきましょう!
まとめ
今回はInstagramのターゲティングについてお伝えしてきました。
Instagramのターゲティングには、広告とアカウント運用で具体的なやり方には違いがあります。
しかし、ターゲティングの方法も考え方も共通しているので、どちらも同じアプローチでできます。
そしてInstagramはみなさんご存知のようにFacebookが運用しているため、広告では非常に精度の高いターゲティングを行うことができます。
適切なターゲットを選び出して、心に響くコンテンツを配信していきましょう。